PanXとは?
金属3Dプリンタでの製造失敗を事前に知るための解析ソフトウェアです。
熱分布、残留応力等を解析し金属AMで発生しやすいビルド時の変形や割れを事前に予測することで造形失敗を大幅に削減することが可能です。
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概要
設計製造プロセスにおけるPanXの位置づけ
PanXは、3D CADやnTop等のデザインソフトウェアで設計したデータを金属3Dプリンタで出力する前の解析として使用するものです。特徴
PanXの基本
LPBFでの解析例
― 熱交換器のフィンの割れ予測 ―複雑なモデルが高速に解析可能!
この熱交換器はフィンの外縁に亀裂が発生しています。解析により高い応力が
亀裂の原因になっていることが分かります。
このモデルは25,875,795個の要素と54,809,125個の節点で構成されています。
従来のソルバーではこの部品のメッシュ生成すら不可能ですが、PanXは
40コアのワークステーション で14時間でこの部品を解析できます。
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PanX LPBFシュミレーション動画
ペンジルバニア州立大学ARL熱交換器(ベーン部応力解析)
精度の高い解析
左側はPanXでの解析結果
右側は金属プリンタ造形のスキャンデータ
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6軸DEDにおける亀裂の回避
モジュール
製品名 | 概要 | LBPF Thermal Solver | LPBF Mechanical Solver | DED Solver | Dwell Optimization | Problem Size | Feature Preview |
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PanX+ | 全機能 + 実験的機能・将来機能を含むフルセット | ● | ● | ● | ● | 無制限 | ● |
PanXLPBF | LPBF向け製品のフルセット | ● | ● | × | ● | 無制限 | × |
PanXDED | DED向け製品 | × | × | ● | × | 無制限 | × |
PanXTD | Dwell最適化に特化 | ● | × | × | ● | 無制限 | × |
PanX16 | 16GB制限のLPBF製品(教育・小規模用途 | ● | ● | ● | ● | 16GBまで | × |
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関連情報
製品カタログ
関連製品カタログ(PDF 1.03 MB)