高速高精度!DLP方式 3Dプリンタ
carima「DM4K」ご紹介

2023.7.7

3Dプリンタ

こんにちは。株式会社テクノソリューションズ営業技術課の福原です。
今回は、弊社で新規に取り扱いを始めました最新の3Dプリンタ「DM4K」をご紹介いたします。

高速高精度!DLP方式 3Dプリンタ「DM4K

こちらの3Dプリンタは、韓国に本社を置く「carima(カリマ)」が開発・製造する商品です。
弊社の「carima DM4K」製品紹介のページもご参考にしてください。

 carima DM4K」製品紹介ページはこちら

「carima(カリマ)」の会社名を初めて聞く方も多いかもしれませんが、
光学機器の製造をしていたCK産業を前身とし、20年以上の歴史を持つ
3Dプリンタメーカーです。

韓国国内では、内閣総理大臣賞など多くの技術賞を受賞し、
3Dプリントを専門とする世界的な調査機関である「Wohlers Report」で
韓国の大手3Dプリンタ会社としても紹介されています。

社名のcarimaは「Carry(運ぶ) + Imagine(想像)」
からきており、同社の3Dプリンタを使えば想像しているものを現実にすることができるという、高い技術力を示しています。

「DM4K」の特長


さて、そのcarimaが開発しました最新の「DM4K」の特長についてご紹介したいと思います。
特長はDLP方式による大容量高速造形です。
長年培った光学技術により、面内99%の均一性を持たせて安定した造形を行うことができます

造形サイズは、250×140×350mmで製品名にも4Kとあるように4K(3840×2160)光学エンジンを搭載しています。
そのため細かな造形物もきれいに出力が可能です。

DLP方式では面で光を当てるので、面内で1つのサンプルを作るのも、複数のサンプルを作るのも同じ時間で造形可能です。
DM4Kの大容量造形エリアを活かし大型の製品を作るのはもちろん、下記の写真のように縦方向に積層させて造形し、
大量生産することも可能となっております。

材料においても、carimaが販売している様々なレジンがあり、下記の写真のように柔らかい材料も造形できます。
その他にも耐熱材料、高強度材料などお客様のニーズに合わせて使用可能となっています。

さらにオープンマテリアルのため、caima以外で販売しているレジンも使えます。
ランニングコストを抑えたり、お客様がお持ちの機能性材料を用いたりすることが可能です。

第35回 設計・製造ソリューション展(DMS)にて展示!


先日行われた「第35回 設計・製造ソリューション展(DMS)」の弊社ブースでも、
造形サンプルの展示や機種紹介のプレゼンをさせていただきました。

3Dプリンタ選定コンシェルジュサービスのご紹介
(プレゼンテーション)

実際に展示品を見たお客様からは、いろいろな材料が使えることや、光造形ならではのきれいな造形にご興味を持っていただき、多くのご質問や反響がありました!

「DM4K」で造形してみた!


最後に、本日は七夕ということで天体に関するモデルを試しに作成してみました。
こちらはnTop(3Dプリンタの可能性を限界まで高めるデザインツール)を使って作成した月の立体モデルです。

nTopでは、画像データをもとに凹凸をつけてモデルを作ることもできます
nTopの詳しい使い方は、製品紹介ページや弊社のYouTubeチャンネルをご参照ください。

 製品紹介ページはコチラ!

 YouTubeチャンネル(弊社nTop関連動画リスト)はコチラ!

出来上がったデータは、「スライサーソフト」という付属のソフトで、3Dプリンタで扱える方式に簡単に変換することができます。

「DM4K」は、4K光学エンジン搭載で解像度は65μmと高精細の造形ができ、下記の造形品のように月のクレーターのような大変細かなディテールも再現されているのがわかります。
このような模型はもちろん、装飾品、試作、治具、最終製品まで、幅広く活躍ができるプリンタです。

DM4K」に興味を持たれた方は


「第35回 設計・製造ソリューション展(DMS)」にて実施いたしました、
「高速大容量光造形3Dプリンタ『DM4K』ご紹介」のプレゼンテーションを期間限定でアーカイブ動画配信します!
2023年8月末まで
 DM4Kに興味を持たれた方は、下記のリンクよりお申し込みの上、ご視聴ください。

アーカイブ動画配信のお申し込みはこちら

DM4Kの実機を見てみたいベンチマークをしてみたいという方/
弊社の3Dプリンタお問い合わせフォームからご連絡をお願いいたします↓