Markforged × nTopologyで作ってみた:鞄かけ編

2021.7.1

作ってみた

関東もようやく梅雨入りして、じめじめした日が続きますね。
雨が降った日に床が濡れていたりすると、鞄の置き場に困ることはありませんか?

今回は、そんな時期にぴったりの鞄かけを、弊社取り扱いの

3Dプリンタ「Markforged次世代エンジニアリングソフトウエア「nTopology (nTop)

を用いて作成したので、ご紹介いたします!

先ずは、元となるデザインの作成を行います。モデルの作成にはSOLIDWORKSを使用しています。
今回はスイープを用いましたが、押し出しでもいいと思います。

このまま3Dプリンタで出力しても問題ないのですが、
今回はnTopologyを用いてラティス(格子)構造を設計していきます。


従来のCADで、ラティス構造のような緻密なデザインを設計するのは、ファイルサイズも大きくなり大変です。

しかし、nTopologyは、ラティスを作りたい部分を選択し、好きなラティス構造を選べば簡単に作成することができます。

今回は、すでに用意されている構造の中から選んで作成しましたが、自分で設計した構造を格子単位として指定することも可能です。

ここからさらにnTopologyの機能を活用していきます。


静解析を実施して、応力がかかる個所はラティスの厚みを増やし、より丈夫なデザインにしたいと思います。

図のように、応力分布を取り込むことにより、ラティス構造の厚みを制御することが可能となります。


画像だとわかりにくいのですが、中央付近の応力が集中する箇所のラティスのサイズを厚くしています

これでデザインはできましたので、後は弊社取り扱い3DプリンタMarkforgedを用いて出力していきます。

Markforgedはナイロンベースに炭素繊維が含まれているOnyx(オニキス)と呼ばれる材料を使用するのが特徴で、強度が求められる部品の作成に最適です。

こちらが実際に出来上がったサンプルになります。

試しに、鞄の中にモバイルワークステーションを2台入れてみると、およそ重量8kg!かなりずっしり重たいです。
こちらをひっかけても問題なく使用できます。(社員Mの心の声:ダンベル何kgまで支えられるか試したい!)
これからの時期に必要な、傘かけとしても使用できる便利アイテムになります。

今回は日用品の出力ですが、企業で導入された際は、壊れたパーツをすぐ出力して修復するなど、3Dプリンタがあると「必要な時に必要な部品をすぐに準備できるようになる」のがメリットの一つかと思います。その3Dプリンタの活用の幅を広げるソフトウエアが「nTopology」です。 ご興味がございましたら弊社までお気軽にご連絡ください。