今回は、大変ご好評をいただいております「T-PLUS Add-In」の2021バージョンに追加された新機能についてご紹介します。
まずは、「T-PLUS Add-In」をご存知ない方に「T-PLUS Add-In」を簡単にご説明すると、SOLIDWORKS QAサポートサービスをご契約のお客様なら無償でご利用いただける”SOLIDWORKSをより使いやすくするためのアドインツール”のことです。
詳細は、「T-PLUS Add-In」の紹介ページをご覧ください。
それでは「T-PLUS Add-In」2021バージョンの新機能についてです。今回は、機能が2つ追加されました！
追加機能1：アセンブリプロパティ一括追加編集
SOLIDWORKSでアクティブになっているアセンブリファイルのユーザー定義プロパティを一括確認・編集することができます。
追加機能2：ファイル一括変換
特定のファイル、またはフォルダ内の部品/アセンブリ/図面ファイルを指定したファイルフォーマットで一括エクスポートできます。
また、今回のバージョンアップにより、機能強化されたツールもあります。
下記6ツールについて機能が強化されています。
①行を入力時、「処理」と「タイプ」を自動的に入力するようになりました。
②プロパティ編集テーブルに行削除・テーブル初期化機能を追加しました。
③「次回ツール起動時にテーブルを復元する」チェックボックスが追加されました。チェックする事でツール起動時、プロパティ編集のテーブルの入力・タブ選択を復元できるようになりました。
④プロパティ編集対象選択をファイル単位で指定できるようになりました。ツール左側が処理対象を指定するテーブルとなります。
①処理対象フォルダを複数選択できるようになりました。
①対象のテキストファイルが書き込み権限を必要とするファイルである時、上書き保存時に権限を取得できるようになりました。権限が必要な穴寸法テキストを読み込むとボタンに盾マークがつき、クリックする事で権限を取得し上書き保存します。
①アセンブリファイルで「抑制された構成部品を削除する」オプションをオフにしても削除されてしまう問題を修正しました。
① 「ファイルの追加」ボタンでのファイルの追加が高速化しました。
①注記配置時、ツールの座標値と注記のプロパティの座標値が一致するようになりました。
②ブロックを選択対象に選べるようになりました。
下記の仕様のため、名称を「ブロック（β）」としています。
・ブロックの配置時、円弧は端点のみが考慮されます。円弧の線がブロックの外形を構築していても、その分は無視されます。
・ブロックの選択時、スケッチ点を選択してもブロックを選択したことにはなりません。
各新機能の詳細な使い方や内容については、「T-PLUS Add-In」のページでご確認ください。
2021バージョンになり、更に機能が追加されて便利になった「T-PLUS Add-In」をぜひこの機会にお試しください！
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