試作を超えた3Dプリンタ「Markforged」のご紹介

3DEXPERIENCE WORLD JAPAN 2021 で公開していた内容です。

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試作を超えた3Dプリンタ「Markforged」のご紹介

Markforged社製の3Dプリンタは従来の試作品作成の域を超えて、幅広いエリアで活用できる3Dプリンタです。

こちらのプリンタはナイロンベースのOnyxという樹脂が母材になります。この母材だけで一般的なABSの約1.2倍の強度を実現します。さらにカーボンファイバーなどの長繊維をプリントすることができる画期的なプリンタです。これによりアルミと同等の強度が実現します。強度が強くなることで、いままでは試作や形状確認程度でしか使えなかった造形物を、幅広く活用することができます。

軽くて、強くて、美しい。

3つの特長を兼ね備えた3Dプリンタをご紹介します。製品のタイプはDeskTop SeriesとIndustrial Seriesの2つです。

1. DeskTop Series

3Dプリンタを試作を超えて活用できるようにした製品です。母材であるプラスチックとカーボンをはじめとする長繊維を配合することでアルミ切削パーツ並みの強度を実現できるため、治工具やエンドユースパーツといった従来アルミを使用していたパーツの置換えが可能となります。その名の通り、デスク上に問題なく設置できるコンパクトさも兼ね備えています。

2. Industrial Series

DeskTop Seriesとの大きな違いはより大きなサイズを造形できることに加え、DeskTop Seriesと比較して精度の高い造形を可能にし、より早く造形ができます。また、様々な材料で印刷できることも大きな特徴です。耐熱性や静電気対策を施した材料での造形を可能にし、3Dプリンタの活用範囲を更に広げることができるまさに「工業用の3Dプリンタ」です。

製品本体については、様々な場所でご紹介されていますが、今回は印刷するためのスライサーソフト「Eiger」について紹介した動画を用意しましたのでご覧ください。Eigerは簡単に説明すると、Markforged社の3Dプリンタを使う際に必ず必要になるスライサーソフトとなります。特長は何と言っても今の時代に欠かせないクラウド対応ソフトウェアであることです。クラウド対応していることにより、インターネット環境さえ整っていれば、世界中のどこからでも印刷指示を出すことができます。

その他の特長は、ぜひ動画をご覧になってください。