こんにちは、テクノソリューションズ技術支援部、新人の田口です。よろしくお願いします。
私は、今年度から新卒採用としてテクノソリューションズに勤め始めました。
大学では、3Dプリンターでフィギュアを作成したり、CGでアニメやゲームなどの制作等をおこなっていました。
テクノソリューションズに入社したのは、やりたいことができる会社というキャッチコピーを見て興味をもったのがきっかけです。SOLIDWORKSやCADソフトに触れたのは入社してからでした。
今回は、そんな私が受けたSOLIDWORKS CSWP試験のお話をさせていただきます。
そもそもCSWPって何ですか？という方もいらっしゃると思いますので、簡単に説明をすると「Certified SOLIDWORKS Professional」の各頭文字を取ったもので、SOLIDWORKS社の認定資格を取れる試験です。
SOLIDWORKS社の資格にも色々と種類があり、基本機能のCADを始め、CAMやSimulationなど多岐に渡りますが、今日はCAD（Mechanical Design）について書きたいと思います。
CSWPの詳細については、SOLIDWORKS社のページをご確認下さい。
https://www.solidworks.com/ja/certifications/mechanical-design-cswp-mechanical-design
（外部リンクへ飛びます）
この試験は出題範囲も広く、SOLIDWORKSの特徴を生かした操作や、様々な知識など満遍なく理解していないと合格するのが難しいです。問題文の正誤を問う問題や計算問題ではなく、実際にSOLIDWORKS CADを操作しながら与えられた問題に解答していく必要があります。そして、試験時間はなんと 3時間20分 もあるんです。
テクノソリューションズのエンジニアは、このCSWP試験をまず取得することが義務付けられています。
これを取得することでエンジニアとしてのスタートラインにやっと立つことができます。
なぜ取得が義務付けられているかと言うと、SOLIDWORKSの操作を当たり前にこなせるようになることも目的ですが、幅広い知識や操作が出来ないとお客様からのご質問に答える事も出来ず、仕事にならないからです。ですので、CSWP取得は絶対に外せない重要任務なのです！！
では、この資格を取得するメリットとは何か？
資格取得者にとって最大のメリットは、給料UPの交渉に使える！ということです。
また、上司や会社にとっての一番のメリットは、優秀な部下の育成＝設計の効率化を提案してもらえるということになります。
私たちのお客様の中でも、この資格を社内資格にされている会社も多く、CAD操作の熟練度を評価するのに使われていたりするそうです。試験の結果で仕事の範囲を今まで以上に広げたり、資格取得を昇給の目安にするところもあるようです。転職や就活で何か資格を取得しようかと考えている方は、この資格を重要視している会社の場合、採用担当者の目に留まる可能性も高くなるかもしれません！
更に、こんなおまけもあります。
①【合格者証】合格証書は自分の頑張りが認められたような気がして、とても嬉しかったです。
②【有資格者のロゴ】資格保持者の証であるロゴを名刺に貼ることができるようになることです。（合格者証の一部を拡大。このロゴです↓）
③【スペシャルな集いへの参加】
私はまだ参加したことがありませんが、SOLIDWORKS社主催のプライベートイベントでイベント終了後に行われる「保持者の集い」に参加することができるそうです。いつか機会があれば私も参加したいです。
一回目の試験を受けるにあたり、私はCSWPの試験範囲である「Essentials・Advanced Part Modeling・Assembly Modeling」のトレーニングガイドを用いて繰り返し自習を行いました。
自習を続けて１ヵ月半後、トレーニングガイドの内容も把握し終え、SOLIDWORKSの操作もある程度形になり、これで試験は完璧！と思いCSWPを受けてみたのですが、結果は残念ながら不合格でした。
なぜ試験範囲を繰り返し行ったのにも関わらず、合格することができなかったのか？
それは「ただ形状が作成できればよい」と考えていたことです。試験では設計変更の作業を問うものが多く、設計変更をした結果エラーが出たり、またエラーが出なくとも適切な結果を得られていないこともあったと思います。また、試験時間内にすべての問題に答えることも出来ませんでした。
その問題点をどうすれば解決できるのか？試験不合格直後、上司に相談してみたところ、「会社で実施しているトレーニングを一度受けてみたらどうだ？」と提案され、会社で実施している専任講師によるトレーニングを受講しました。
すると、トレーニングでは、ただガイドを進めるというものではなく、「押さえておくべきポイント」、「トレーニングマニュアルにはない重要なこと」などSOLIDWORKSで効率的に設計を進められるようなエッセンスを教えてもらいました。これにより、2回目の試験では前回とは比べものにならないほどスムーズに進められ、その結果無事合格することができました。
今回の試験で、ベテラン講師のトレーニングを受け、正しい基礎となる考え方を学ぶことが重要であると感じました。SOLIDWORKSを使用している設計者の方で独学で学ばれた方や、うまく使いこなせていないと感じている方にとって、弊社のトレーニングを受けることは更なるスキルアップに繋がると思います！
トレーニングでは、経験豊富な講師陣が皆さまのスキルアップのお手伝いをさせていただきます！
ご興味のある方は、弊社営業までお気軽にお問い合わせください。
他にもトレーニングは多数揃えておりますので、スキルアップを目指したい方は一覧をご覧ください。
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本日も最後までご覧下さりありがとうございました。