ソリッドワークスの使い方を、基本から知りたいという方も多いかもしれません。
そこでこの記事では、3D CAD図面作成のやり方、コンフィギュレーションの使い方について解説します。
また、テクノソリューションズが実施するソリッドワークスに関する講座もご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
ソリッドワークスを使用した、3D CAD図面作成のやり方についてご紹介します。
機械設計を行う際に、ぜひお役立てください。
「ファイル」-「新規作成」を選び、「部品」「アセンブリ」「図面」と3つある選択肢から「部品」を選択して、「OK」をクリックします。
スケッチを書く面は、画面左のツリーから「正面」「平面」などを選択できます。今回の例では、「平面」を選びます。
画面上部のメニューバーの左下にある「スケッチ」のタブを選び、「円」を選びます。
円の描画では、まず中心をクリックしたうえで、外周となる仮のポイントをクリックします。
円の大きさは、画面左のパラメータから指定できます。今回は半径を「80mm」に指定します。
3Dモデルを作成するため、まずは画面左のツリーから「スケッチ」を選択します。
その後、「フィーチャー」-「押し出し」をクリックするとプレビュー表示されます。円の中心部にある矢印をドラッグすると高さ変更ができるため、円柱の高さを「30mm」に指定します。
ボスのスケッチを書く面を指定するために、円柱の上面をクリックします。
上記2の手順と同様に、「スケッチ」-「円」を選び、円の中心部をクリックしたうえで、半径を指定します。
上記3の手順と同様に、「フィーチャー」-「押し出し」を選び、円柱の高さを「40mm」に指定します。
貫通穴の作成では、上記4の手順と同様に、まずボス上面に円をスケッチします。それから「フィーチャー」-「押し出しカット」を選びます。
方向1に全貫通の選択肢があるので、選択してください。
部品強度を補うためのリブの作成では、まず画面左のツリーから「正面」の項目を選びます。
よりスケッチがしやすくなるように、正面表示を選択しましょう。
「スケッチ」-「線」を選んだうえで、円柱上面とボス側面の2つのポイントをクリックして、線を書きます。
「フィーチャー」-「リブ」を選び、「5mm」厚に指定すると、リブが作成できます。
上記6のリブを複製するために、「フィーチャー」-「円形パターン」を選びます。
穴の側面を表示選択して、円形コピー時の軸を指定します。「等間隔」の項目にチェックを入れたうえで、角度を「360」、数を「4」へそれぞれ指定すれば、リブを複製できます。
図面に穴を開けるため、「スケッチ」-「穴」でプロファイルを作ります。その後、「スケッチ」-「スマート寸法」を選び、円の中心と原点をクリックしてください。寸法表示を確認しながら、円の位置を適切な位置へと調整します。
上記5の手順と同様に、「フィーチャー」-「押し出しカット」を選んだうえで、穴を貫通させます。
上記7の手順と同様に、「フィーチャー」-「円形パターン」で穴を複製すれば、フランジを作成できます。
いよいよ大詰めの図面作成です。上記8までの工程を終えた3D図面を、名前をつけて保存します。それから「ファイル」-「新規作成」をクリックし、3つの選択肢から「図面」を選んでください。
「シートフォーマット/シートサイズ」の画面からシートサイズを選んだうえで、「OK」をクリックします。
画面左のツリーから「参照」を選び、保存したファイルを選択します。
図面の表示方向を選んでシートをクリックすれば、任意の方向で図面表示されていきます。
仕上げに「アノテートアイテム」-「スマート寸法」を選んで、図面寸法を表示させれば完成です。
コンフィギュレーション機能を使いこなせれば、仕様変更の切り替えなどがスムーズに行えます。
まず画面左のツリーから「Configuration Manager」へ切り替えたうえで、コンフィギュレーション指定を行うパーツの上で右クリックを行います。コンテキストメニューの中から、「コンフィギュレーションの追加」を選んでください。
その後、表示されたプロパティで、コンフィギュレーションの名前などを設定できます。また、パーツのパターンを何種類か作成する際、それぞれのフィーチャー名を調整しておくことで、後から確認しやすくなります。
追加したコンフィギュレーションは、「Configuration Manager」のタブから、切り替えたいコンフィギュレーションをダブルクリックすれば切り替えられます。
こういったソリッドワークスの使い方について詳しく知りたいという場合、講座を利用するのもおすすめです。
テクノソリューションズでは、ソリッドワークスの操作に関する講座を開催しております。
「基礎コース」や「スキルアップ・エキスパートコース」などコースの種類が豊富で、自社のニーズに合わせてカスタマイズいただくことも可能です。講座の詳細は、ぜひ以下のページからご確認ください。
ソリッドワークスを使った図面作成は、画面上のパネルから手軽に行えることがポイントです。また、コンフィギュレーションの使い方を覚えておけば、仕様の異なるパーツの切り替えがスムーズに行えます。
ソリッドワークスなら、設計した機構のシミュレーションも可能です。
ソリッドワークスの使い方をより深く知りたいという方は、講座もご利用ください。
テクノソリューションズでは、これから3D CAD図面作成を学びたい、もしくはスキルアップしたいという方を対象に、様々な講座を実施しております。
興味をお持ちでしたら、お気軽にお問い合わせください。
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